盛大に修猷館ヨット部70周年を祝う

修猷館高校ヨット部は、昭和16年(1941年)日本最初の旧制中学ヨット部として産声を上げ、以来、オリンピック代表2人をはじめ数多くの名選手を輩出して70年になります。修猷ヨットクラブ(OB会)では、これを記念して、10月1日(土)午後6時から福岡市博多区の福岡サンパレスで「創部70周年記念式典」を開催、70周年を祝い、次の時代へ向けて新たなスタートを切りました。

河原田新部長の決意表明
河原田新部長の決意表明

式典は、小川洋福岡県知事(昭和43年修猷館卒)、中嶋利昭修猷館長はじめ全国から駆けつけたヨット関係者ら来賓45人、OB91人、現役生28人の計164人が出席。まず、結城威修猷ヨットクラブ会長(福岡県セーリング連盟会長)が創部以来の歴史、活動状況を織り込んだ70年間のお礼の言葉で開幕。小川知事、中嶋館長からそれぞれ激励のご祝辞をいただき、続いて出光芳秀同窓会長の乾杯の音頭で開宴、大盛会となりました。

 

昭和16年の太平洋戦争開戦直前から平成23年まで、70年の歴史は語っても語り尽くせません。出席者は、それぞれのヨットとの関わりを回顧し、潮気いっぱいの歓談が続きました。

 

ハイライトは、東京オリンピックドラゴン級代表・棚町三郎氏(S25卒、日本ディンギー協会長)と、北京オリンピック49er級代表・石橋顕氏(H4卒)とのトーク。

秋山雄治氏(S31卒、日本セーリング連盟副会長)の紹介で登壇し、FBS福岡放送の山田真由美アナウンサーによるインタビュー形式で進行。レース時の心境や、税関トラブルなど番外エピソードも飛び出し、会場を盛り上げました。

 

このあと、ヨット部を代表して金川文雄先生(ヨット部顧問)と前部長・内田雄己君(3年)、新部長・河原田健介君(2年)が登壇、70周年記念募金で購入した救助艇1隻の目録と支援金が結城会長から贈られ、新部長が来シーズンへの決意表明を行いました。

 

最後に、70周年企画実行委員会の冬至克也委員長(S47卒)が、記念式典へのご協力に感謝、今後のご支援をお願いして閉会となりました。

閉会後、ヨット部OBと現役の記念写真撮影があり、式典を成功させた後の館歌斉唱は感動的でした。

実行委員会のみなさん、長期にわたる式典準備、お疲れさまでした。(N)

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